見えない敵との共生、いつ来るのか判らない線の向こうの誰か。そんなものに対してダンスの判らなさ、はどう立ち向えば良いのか。それとも立ち向わなくて良いのか。

未だに巧い関係を気付けないままでいる隣の国との線引きを、視点を引いたり寄ったりする事で見え方を変えて行く。

宇宙からみたら、それら全ては些細な事でしかないのに、まとわりついて、動き難さに逆らって、何で踊っているんですか？

何で踊っているんですか？

03年冨士山アネット設立。作・演出・振付の代表・長谷川寧を中心としたユニット。テキストより身体を起こす「ダンス的演劇（テアタータンツ）」にて活動、国内外での招聘／共同制作等多数。今回は07年スタジオを中心に音楽、演劇、美術等の多様な分野のアーティストと国内のダンサー達が集まり作られた韓国／ソウルのダンスカンパニーDance Theatre 4Pとの国際共同制作にて、2012年10月にSPAF(Seoul Performing Arts Festival)に招聘された作品の日本ツアーを行います。